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金融機関の経営状態に対する不安感が一気に広がり、これが原因で米国の株価は大暴落しました。
住宅市況も悪化するなど、金融機関を取り巻く経営環境もますます厳しくなっていきました。 これが、リーマン・ブラザーズの経営破綻をはじめとする1980年秋の金融危機の遠因となっていったのです。
日本と同じように、米国でも「マイホームを持ちたい」という人々の憧れは非常に強いものです。 サブプライムローンは、これまではローンが組めなかったはずの人までが住宅資金を借りられ、マイホームを手にすることができるということで、大変なブームとなりました。
米国の住宅購入を後押しし、結果的に景気にもプラスの影響を与えていました。 繊野返済不能のケースが続出し金融機関に大打撃。
しかし、90年頃から状況が大きく変わります。 借り手がローン返済不能に陥ってしまうケースが、予想以上に続出していることが明らかになった。
サブプライムローンは、証券化のしくみで細分化され世界中の金融機関や投資家に転売された。このためローンの焦げ付きによる損失の影響は世界に広がり、金融機関に対する不安感が拡大し、最終的には株価暴落を引き起こした。 「金融危機」とは、何らかの要因で金融機関の経営状態が悪化し、金融活動が著しく停滞してしまい、その国の経済全体に深刻な打撃を及ぼすことをいいます。
金融機関の中でもとくに「銀行」は、企業などに資金を貸し付けたり、広く人々の預金を預かったりしているほか、企業や個人の間で毎日無数に行われる代金決済を仲介するという役割も担っています。 そのため、突然ある銀行が経営破綻してしまうと、そこと取引していた他の銀行にも打撃を与えてしまう恐れがあります。

また、銀行同士が互いの経営状態に対して不安金融危機で経済はどうなるのか感を抱いて、通常の金融取引すら控えるようになったり、経営の健全な企業への貸し出しを渋るようになっただけでも、その国の経済活動は停滞してしまいます。 繊診バブル崩壊が日本の金融危機を招いた日本では、50年代後半に銀行の経営破綻が相次ぎ、金融危機的な状況に陥りました。
50年代前半に起こったバブル崩壊によって、銀行の融資先企業の経営が急激に悪化。 借り入れの返済不能に陥るケースなどが続出し、銀行は多額の不良債権をかかえることになったのです。
銀行は血液(お金)を全身に運ぶ心臓のようなもの。 経営が悪化すれば金融活動(血流)が停滞し、経済全体(全身)に悪影響が及びだした分を埋め合わせることはできませんでした。
この不良債権問題が銀行の業績を圧迫し、やがては経営が行き詰まってしまうケースも出てきました。 80年秋に起こった米国の金融危機は、金融機関の経営が悪化して金融システムが揺らいでしまったという点では、かつての日本の金融危機と似た部分もあります。
しかし今回の米国の場合、「証券化」や「デリバディブ」といった複雑な金融のしくみの中で問題が起こったため、対応もきわめて難しくなっています。 金融機関が連鎖的に破綻するような最悪の事態は免れていますが、金融機関の経営状態が正常な状態に一戻るまでには、まだ長い時間がかかりそうです。
こうした一連の対応策を経て、日本の金融危機はようやく終息に向かいました。 当時は、これほど多くの銀行の経営が悪化してしまうケースは想定されていませんでした。
そのため、銀行が倒産状態となってしまった場合に、その影響を最小限に抑えながらどう処分していくのか、というルールも確立していませんでした。 それが人々の不安感をさらに高めてしまっていました。
70年7月になってようやく「金融再生関連法」という法律が施行され、破綻処理の基本的な枠組みが整備されました。 金融機関の経営状態を下支えする目的で、公的資金を投入するしくみも確保され、さらに他年に打ち出された「金融再生プログラム」で、政府は大手の金融機関に対し不良債権の処理を強く要請米国では2007年夏頃から、サブプライム問題などで金融機関の経営環境が急速に悪化した。9月には大手証券会社リーマン・ブラザーズが経営破綻。
これをきっかけに金融危機が発生し、株価も大暴落した。 為替相場、そして円高・円安とはいったいなんでしょう、ユーロと円の相場であれば「1ユーロ120円」という具合に表されます。

各国の通貨はオンラインで別時間取引される円とドルを交換するときのように、異なる通貨を売買する市場(外国為替相場が決まるところ)のことを「外国為替市場」といいます。 これは、銀行とその顧客が通貨を交換する「対顧客市場」と、銀行や証券会社などの金融機関同士が行う「銀行間市場」(インターバンク市場)に分けられます。
一般的に、外国為替市場という場合には後者を指すので、ここでは銀行間市場を前提に話を進めましょう。 外国為替市場は、証券取引所のように、取引関係者が一堂に会する特定の場所や建物はありません。
世界で使用される通貨は、国や地域ごとにさまざまです。 このため海外に旅行に出かけたり海外の企業と取引をしたときには、「円」をその国の通貨に交換する必要があります。
例えば、日本の企業が米国の企業と貿易する場合、商品を輸入するのであれば、円をドルに交換して代金を支払い、逆に商品を輸出するのであれば、ドルで受け取った代金を円に交換します。 しかし、1ドルが何円に相当するかが決まっていなければ交換はできません。
このように、ある国の通貨を別の国の通貨と交換する比率(交換レート)のことを「外国為替相場」といいます。 「円高」「円安」という言葉は、外国為替市場における円の相場(価値)の動きを表しています。
円の相場が上がるのが「円高」、円の相場が下がるのが「円安」です。 このように表現するには、比較の対象となる通貨があるわけです。
比較対象となるのは、貿易や国際金融取引の決済でよく使われる通貨である米国のドルです。 例えば、為替相場がある時点で1ドル100円だったものが、その後帥円になったとします。

これは今まで1ドルの製品を購入するのに100円必要だったのが、3円少ない卯円で購入できることを意味します。 つまり、ドルに対して皿円分、円の価値が上がったわけです。
このような状態が「円高」(ドル安)です。 逆に110円になれば、1ドルの製品を購入するのに今までよりも10円多く支払わなければなりません。
ドルに対して10円分、円の価値が下がったわけで、これが「円安」(ドル高)です。 すべての取引が電話やコンピューターを通じて結ばれた目に見えない市場です。
主要な市場には「ロンドン市場」「ニューョーク市場」「東京市場」の3つがあり、ほかにも取引が活発に行われている市場が世界各地にあります。 取引は、時間帯が合えば外国の市場とも同じように取引されます。
つまり型時間、各国市場のいずれかで取引が行われていることになり、事実上の巨大な単一市場と見なすこともできます。 取引方法については、金融機関同士が直接やり取りする方法と、取引相手間に「為替ブローカー」が介在する方法の2種類があります。
なお、外国為替相場が望ましい水準でないと判断された場合、財務省の判断により中央銀行が市場に介入することもあります。 1個の八ンバーガーを買うのに110円も必要。


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